一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退→種牡馬)、バンゴール(引退→繁殖牝馬)に出資していました。現在は小休止中。またイスラボニータ、バンゴール産駒で一口馬主になりたい。

ランキン馬主への道? その403 ルナディミエーレ、文字通りの生き残りをかけて

2016年01月03日
NF天栄

明日1月4日(月)美浦TCに帰厩予定です。1月23日(土)中山・ダート1200m牝馬限定戦をめざします。

ふむ、予定通り年明け早々の今日4日に美浦トレセンに戻るようです。前走後にレントゲン検査を(異常なし)行ってから少し楽をさせ、12月に入ってから調教を再開させました。

天栄ではしっかりと調教をつむことが出来たようで一安心。馬体重も前走レース時と変わらない500kgを維持しています。今回の輸送で少し減るかもしれないので、今度のレースの時はもしかしたらマイナスになってるかもですね。

ルナディミエーレの今年の目標はとにかく9月までに未勝利を脱出する事。これに尽きます。私がこれまでに出資しした一口馬は3頭。ラプスドール、イスラボニータ、バンゴール。

イスラボニータは新馬戦でポンと勝ってしまいました。

バンゴールは新馬戦ではルナと同じようにあまり見どころがなく、いきなり追い詰められた心境になりましたが、2戦目の中山で同じ4着ながらも大外ブン回しで能力の一端を見せてくれて(これなら未勝利は勝てる)という自信を得る事ができました。

 

最初の出資馬ラプスドールは1~3戦と見所がなかった(先行は出来ていたが…)のですが、4戦目の阪神戦で7着ながらも2着争いに食い込み活路を見出すことが出来ました。その直後の5戦目で初めて複勝圏内の3着に。その後2着も2度しました。しかし、ラプスドールは結局中央では勝つ事が出来ずに園田へ。中央で2着した馬ですからすぐに園田で2勝して中央に戻れるだろう…と考えていたのですが、1度1着しただけであとはまさかの4戦未勝利…。結局ファンド解散となってしまいました。ファンド解散後も見守っていたのですが、南関東に移籍して3戦目で故障発生して競走を中止、その後の足取りが分かりません。故障はけっこう重いもので、現在においてもラプスドールが繁殖に上がったという情報はありません。おそらくラプスドールはもうこの世にはいないのだと思います…。

 

たまに競走馬の死亡がニュースになりますが、死亡が分かるってのはある意味で幸せな事なのです。ラプスドールのように正式な生死が不明ってケースの方がざらで、人知れず死んでいく(処分される)競走馬の方が圧倒的に多いんです。

ルナディミエーレについて、初戦、2戦目と「見どころがない」と、厳しく書いた事である方に「もう少し長い目で見ては…」とメールを頂いた事があったのですが、私は最終的なルナの処遇について心配してるだけなんです。未勝利で終わっても予後が保証されてればまったりと応援しますよ。

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未勝利でも兄弟に活躍馬がいれば繁殖に上がれる可能性も高いですが、ルナの一族はそこまで走っているわけではありません。中央でダメでファンド解散でもとりあえず地方にはいけると思います。ただ、その後の保証はありません。

ルナは牝馬ながらも500kgの雄大な馬体がありますので、この馬格で中央で1勝出来れば繁殖牝馬に上がれる可能性は高くなります。

現時点のままではルナの未来はやばいんです。ルナも今度で3戦目、勝てとまでは言いませんが、「見所」があるレースを、何か一つでもいいのでキラリと光る能力の一端を見せて欲しいです。一つでも武器があれば勝てる可能性が出てきます。

未勝利脱出…と言いますが、もうあと9ヶ月しか時間は残されていません。9ヶ月ずっと走れるわけではないので実質半年くらいしかないんです。

ルナディミエーレ、3戦目は非常に大事なレースです。