一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退→種牡馬)、バンゴール(引退→繁殖牝馬)に出資していました。現在は小休止中。またイスラボニータ、バンゴール産駒で一口馬主になりたい。

ランキン馬主への道? その406 ルナディミエーレ、中山でどこまでやれるか見せてほしい

2016年01月14日 

美浦TC

 

来週1月23日(土)中山・ダート1200m牝馬限定戦に柴山騎手で出走予定です。

本日(木)ウッドチップコースにて併せ馬で追い切りました。後ろから進んで、最後に併入しています。黒岩調教師からは

「体の張りは良くなっており、体調としては上向いています。ただ、コンディションの良化とともに、テンションも高まっていますので、そこの折合いをつけなければいけませんね」

とのコメントがありました。

イスラボニータ、バンゴール、どちらもその馬なりの課題がありますが、わりと高い次元での話。ランキン厩舎最大の懸念はなんと言ってもこのルナディミエーレです。

デビュー戦、2戦目と共に6着。どちらも後方からレースをして、直線でも声も出ないレース…。しかし、2戦共に上がり時計は上位2~3位には入っており、競走能力的にこれではもうどうしようもない…というまでではありません。


まず課題はスタート。どちらのレースももっさりしたゲートの出だった上、二の脚も遅く後方からのレースになっています。もしかしたらどちらのレースでも奇数番スタートだったいう影響もあったかもしれないので、今回あたりは偶数番に入ってもらってのスタートを見てみたいですね。

あと、今回は中山ダート1200mになります。中山ダート1200mは芝スタートです。初戦の芝では別に芝がサッパリ駄目という事ではなかったので、うまくスタートが切れれば芝がマイナスにならないだけに先行できる可能性もあります。

そして中山の坂。父であるファルブラヴ自身が中山開催のJCを勝ってますし、ルナも東京競馬場の坂区間ではそこそこ伸びてきてる印象でした。坂そのものは苦にしない感じです。あと、ルナは前脚が短い体型。坂区間の方がうまく「掻きこみが効く」可能性があると思っています。

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おそらく黒岩調教師も中山適性を見てみたい…という考えがあっての今回の出走だと思います。中山適性があれば、開催レースも多いだけに可能性も広がってきますからね。


調教時計もまだまだですし、いきなり今回勝つのは、まだ厳しいだろう…というのが私の率直な感想ですが、期間中に中央未勝利は勝てる馬だと信じております。

まずは今度のレースで進境を示してほしいですね。