ランキン馬主への道? その415 ルナディミエーレは健闘の3着で光明差す
2016年02月07日
美浦TC2月7日(日)東京4R・芝1400m戦に54kg柴山騎手で出走し、勝ち馬から3馬身、1/2差の3着、馬体重は前走から4kg減の496kgでした。
好スタートを切ると、先行集団に加わっていきました。
3コーナー手前で外から前に入られてからは頭を上げて折り合いを欠くところがあり、なだめながらの追走となりました。
そのままひと固まりの馬群の3列めの位置取りで直線を迎えて、直線入口から満を持して追い出すと、先に抜け出した勝ち馬を追い掛けていきました。
2着馬に3馬身突き放して勝った勝ち馬との差は縮められませんでしたが、ラチ沿いでしっかりと脚を伸ばして3着を確保、4着馬には2馬身1/2差をつけています。
レース後、柴山騎手は
「向正面では力むところがありましたが、折り合いをつけることができました。今日は最後まで頑張ってくれました。芝の方が適性があると思います」
とのことで、黒岩調教師からは
「本馬はゲートがあまり上手ではありませんでしたが、今日は枠内でも落ち着いており、スムーズなスタートを切ることができました。苦手な面を克服したことは、今後に向けて大きな収穫だと思います。返し馬では頭を上げてバタつき、道中でも折り合いを欠くところがありました。まずひとつ勝たせるためには、距離を短縮して芝1200m戦を使った方がいいと思います。今回、優先出走権を確保してくれましたが、東京開催、中山開催では芝1200mの番組が組まれていません。ひと息入れて、しっかりと調整したうえで、1回福島開催で全力投球したいと思います」
とのコメントがありました。
光明が差した3着となりました。
パドックでは相変わらずのチャカつき具合、返し馬でもイヤイヤをしての派手なロデオ状態…。
(こりゃあかん…)
と厳しい結果も覚悟しました。
いざ、レース。今回は初めての偶数枠という事で後入れ。
それが効いたのか、まさかまさかのロケット電撃スタート。
ポーンとアタマ一つ抜けたスタートを決めてくれました。
私はもうビックリで
「うおぃ!」
「いけいけいけ逃げろ逃げろ」
「あ~控えやがった」
…という感じ。ただ、控えてポケットにいるとどうにも挙動が怪しい…。クビを振ったり、アタマを上げたり落ち着かない…。
3角でもまだツンのめるような追走でマイペース…という感じではないがどうにかギリギリ折り合ってるという感じ。
4角で勝ち馬の後ろでようやくリズムよい追走になった。
直線では完璧な手ごたえの勝ち馬の直後、勝ち馬を目標にするもすぐに突き放される。
しかし、7番インジャスティスに併せるとこれに食い下がってズルズル下がる事はなく3着でゴールイン!
初めて馬券圏内に入ってくれました。
さあ、また優先出走権を手にしたので、続戦だ!…と思っていたところ、なんと、一息入れての福島開催へ…とのレポート。
芝の1200mがない…という事です。え?と思って調べてみたら、本当にナイ…。なんと…。
う~ん…。残念ですが4月までルナの出走はお預けですね。
4/10に福島芝1200m戦が2つ組まれてますので、そのどちらかでしょう。開幕週ですからスタートが大事になってきますね…。
4/10は桜花賞デー。ただ、中山では重賞はなく春雷Sがメイン。福島では福島民報杯がメインなので、福島にも有力騎手が来る可能性はあります。
なんとか柴山騎手が続行か、少しでも良い騎手に乗ってもらいたいですね。