ランキン馬主への道? その447 イスラボニータ、安田記念に向けて時計を出す
2016年05月11日
美浦TC
6月5日(日)東京・安田記念(G1・芝1600m)に出走を予定しています。きょう11日(水)は帰厩後、1本目の時計になるところを乗りました。
まだレースまで日にちがあるため、ゆっくりと立ち上げていますが、ここまでは順調な調整過程です。
2016年05月11日
助手 美南 W 不
66.7-51.4-37.2-12.6
マスタープラマー(古500万)一杯の内を1.8秒追走0.1秒遅れ
6 馬ナリ余力
先週の8日にも軽く時計は出していて坂路で53.5-39.1-13.3。さすが皐月賞馬、3歳牝馬未勝利ルナディミエーレの600m、800mのベストすら既に上回っているんですよね…。
比べてはいけないんでしょうが、やはり未勝利馬と、勝ち星から遠ざかっているとはいえG1ホースとは本当にとんでもなく差がありますね…。
ただ、イスラボニータの敵はルナではなく、モーリスであり、リアルスティールです。強敵ではありますが、イスラボニータが本来の出来、能力で走れば勝てる相手だと思っています。
この面子で勝利すれば、一気にイスラボニータの評価も再び上がることになり、種牡馬になった時に優位になれるので、ぜひとも勝ちにいってほしいですね。
今日の時計は66.7-51.4-37.2-12.6。不良馬場ですが、なかなか綺麗にまとまった時計で、個人的には(オッ!)と思いました。いい出だしだと思います。順調で何よりです。
さて、気になるのはイスラボニータの安田記念の鞍上です。
いつもなら、レース1ヶ月をきったこの時期には鞍上は蛯名騎手…というアナウンスがあったのですが、今回の更新でもそれはありませんでした。3歳時の天皇賞・秋でルメール騎手に乗り替わる際も1ヶ月前には告知がありました。レースまで1ヶ月をきってもまだ鞍上が決まってない…という事態はイスラボニータ史上で初めての事です。
蛯名騎手にはイスラボニータの他に、デビューから9戦全てで手綱を取っているダノンプラチナもおり、こちらも安田記念を目標にしています。
…なので、蛯名騎手としてはイスラボニータに乗るか、ダノンプラチナに乗るかのまさに究極の二者択一を迫られている状況であると想像できます。
イスラボニータは中山記念の大敗に続き、大阪杯でも勝ち負けに絡めない5着…と、安田記念を勝つにはやや弱い臨戦。しかし、デビューから先約のあった1戦を除いて全て乗ってくれています。蛯名騎手としても初めての皐月賞勝ちとなったイスラボニータは特別な馬のはずです。去年のマイルCSでの出遅れをとても悔やんでいましたし雪辱をしたいはず。
一方のダノンプラチナ。昨年の富士Sは豪脚で勝利したものの、その後香港マイルでチグハグな競馬で7着、東京新聞杯では4着、その後体調が整わずにレースに出走していません。ただ、ダノンプラチナを預かるのは名門の国枝栄先生。蛯名騎手との絆は強く、厩舎の主戦騎手と言っても差し支えない繋がりです。
う~ん、蛯名騎手じゃなくても頭を抱えてしまいたくなる状況ですね…。
昨年秋までの内容なら即決でイスラボニータを選んでいたと思いますが、ダノンプラチナのポテンシャルも相当なものです。
ただ、さすがにそろそろどっちにかするか決断しないといけません。
身体は一つなのですから、どちらを選んだとしても、どちらの陣営も理解をしてくれるはず。
私は個人的には蛯名騎手でもいいし、大阪杯の消極的な騎乗にやや不満をもったので、断られても、良い外国人ジョッキーさえ確保できればそれもイイかな…と思っています。
問題は蛯名騎手に断られて、かつ、一流ではないジョッキーになってしまう事ですね…。それだけは避けなければいけません。
栗田調教師…というより、そこは腐っても(ォイ)天下の社台。なんとか良いジョッキーを確保してくれる事を願います。