一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退→種牡馬)、バンゴール(引退→繁殖牝馬)に出資していました。現在は小休止中。またイスラボニータ、バンゴール産駒で一口馬主になりたい。

ランキン馬主への道? その475 ルナディミエーレ9着、ファンド解散へ

2016年08月21日
美浦TC

本日8月21日(日)新潟2R・ダート1200m牝馬限定戦に53kg石川騎手で出走し9着、馬体重はプラス6kgの508kgでした。

レースは中団内めを追走、道中はまわりに馬がいない位置で、雰囲気良く進みました。

勝負どころで外に出して、最後の直線で追い出すと、追い込んでくるかと思われましたが、鋭い脚がみられず、直線半ばで他馬と同じ脚色になりました。勝ち馬から2秒9差でした。

レース後の騎手のコメントでは

「道中はリラックスして走ってくれました。4コーナーでも手応えよく、最後の直線で伸びるかと思われましたが、前が開けてから、手前をなかなか替えてくれず、直線半ばで自分から競馬をやめてしまいました」

とのことで、調教師のコメントでは

「前半は急がせないように指示をして、騎手は注文どおりに乗ってくれました。勝負どころでうまく外に出して、この手応えなら掲示板はありそうでしたが、最後は気力が続かなかったようです。状態は良かっただけに残念です」

とのことです。

今回本馬は残念ながら9着に敗れてしまいました。

出走可能な3歳未勝利戦はあと2週組まれていますが、中1週での出走は、出走間隔による優先出走順で除外の可能性がかなり高い状況です。

また来月中山、阪神で組まれております限定未勝利戦には、本馬は7戦しており出走できません。

また、今後現役を続ける場合は、500万下クラス戦に出走するか、一旦地方競馬へ転籍後、一定の成績を収めたうえでJRAに再登録するという道が残されていますが、これまでのレース内容から判断すると、500万下クラスでも苦戦を強いられることが予想されます。

そこで黒岩調教師と協議した結果、このままでは維持費出資金等、会員の皆様のご負担が大きくなるばかりと判断し、本馬を引退させることにしました。

会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。詳細については後日書面にてご連絡します。

本文にあるように、ルナディミエーレは道中はそれなりに追走出来ていて、直線でもスムーズに外に出したのですがそれからサッパリでした。

調教師は「気力が続かなかった」としてますが、そうじゃないです、ダートが合わなかったんです(怒)。

極端な馬体の馬ですから、イチかバチかの出資だったのでこのような結果もあるとは承知の上です。しかし、二度試してダメだったダートを最後に選択するとは思いませんでした。

そもそもルナディミエーレの生命線は「柔らかさ」です。それは黒岩調教師も分かっていたはずなのになぜダートを走らせたのでしょう…。最後も芝でしょう。

何度も言ってますが、東京芝1400mで3着に入った後に優先権を無駄にしたうえでまで選んだ福島芝1200mで大敗したのがすべてでしたね。なぜあそこで長岡騎手なのか…。意味不明です。たしかに(関東で短距離レースがない)番組のタイミングが悪かったのもあるでしょうけど、あそこが分かれ道でした。最後も直線1000mを検討に入れながら結局ダートを選択したのもダメでしたね。

牧場が仕上げてくれる現在の社台・サンデーの競走馬。重要なのはローテーション・騎手選択です。そこを誤ればこのような結果になってしまうという事です。

イスラボニータ、バンゴール、ルナディミエーレときて、まさかルナディミエーレが一番先に引退するとは思ってもみませんでした…。

ルナディミエーレの予後はどうなるでしょう…。まずは地方競馬馬主へのセリにかけられて、そこで売れれば地方競馬を走るのでしょうが、ダートが合ってないと思われるだけに、最終的に厳しい前途が予想されます…。

残念ですが、これも運命です。私はこれ以上ルナについて探すのはやめます。ツライだけですからね…。さようならルナディミエーレ。一度でも会いたかった…。