一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退→種牡馬)、バンゴール(引退→繁殖牝馬)に出資していました。現在は小休止中。またイスラボニータ、バンゴール産駒で一口馬主になりたい。

ランキン馬主への道? その503 イスラボニータ、安田記念は7枠15番から!

まず、当初は雨かも…と心配されたお天気ですが、この週末は絶好の晴天で迎えられそうです。

何よりもこれが一番大事で大きな要素だったのでまずこれがクリア出来たのは良かったです。マイラーズCに続いてパンパンの良馬場でやれる事は非常に大きいです。東京競馬場のレースではダービーと二度目の秋天以外はいつもヤヤ重に近い良でした。昨年も午前中のレースはヤヤ重で午後になって申し訳程度の良馬場、毎日王冠だって午前中はヤヤ重でした。最初の秋天も午前中はヤヤ重です。

昨年秋も富士Sは馬場が悪かった。マイルCSは朝露で濡れたヤヤ重に近い良、阪神Cも冬場で直線部分は日陰で前日の雨が残っていました。

本当にマイラーズCが久々の良馬場だったんですよね。やはりイスラボニータの良さはパンパンの良馬場でこそ…です。

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今回のイスラボニータ、馬体は重厚感が出て、ほんのりとオーラが出てくるようなうなるような気配。一週前、最終調教を見てもしなやかと力強さがほどよくミックスされ、絶好調で迎える感じで(これで内枠に入れば勝率60%だな…)とほくそ笑んでいたのですが、JRAがまたしても試練を与えてきました。

なんと7枠15番…。前走で大外枠を走らされたというのにまたしても…。奇数番の外枠ですから本当に厳しい試練です。

内枠ならそのままジッとしれば自然と脚がたまり、他馬よりワンテンポを遅らせて仕掛ければゴール前で差し切れるイメージでしたが、ひと工夫必要になりました。


1 先行してキレこむ

上手くスタートが切れればサッと内に潜り込んでしまう。まずはこれが一番いいパターン。ただ、最近のイスラボニータは五分のスタートがやっとですのでなかなか厳しいかもしれませんね。

2 馬群の切れ目から潜り込む

最内までは無理でも、内から2頭目に入って、前と外側に壁を作れればそれほど悪くないパターンです。超スローで馬群が凝縮されてひと塊になるとなかなかコレが出来づらくなります。

ペース次第という事になりますが、このG1ウィークで消極的な騎乗でルメールにやられまくってる日本人騎手がここに来て積極的に来る可能性があります。

ハイペースじゃなくてもいい、平均ペースで流れれば十分です。そうすれば縦長になって十分に潜り込むスペースは出来ます。

今のルメール騎手のツキと神騎乗テクニックならわずかなスキも逃さずに潜り込んでくれるはずです。


3 皐月賞のゴールドシップしちゃう

今週は土・日曜日で安田記念までは芝のレースが11レース組まれています。そうなるとさすがに少し内が悪くなり、昨年の安田記念のように内を空けての直線…というパターンもありえます。

何をやっても上手くいく今のルメール騎手。あの皐月賞のゴールドシップのように、3~4コーナーにかけて内にキレ込んでワープして一気に先頭の直後につけるパターンも考慮しておいていいでしょう。

 

このどれでもなく、終始馬群の外、外を回る展開になってしまうとちょっと苦しいです。昨年の安田記念のような競馬ではイスラボニータの良さが出ません。

昨年はリアルスティールが突っかかってきた途端にわざわざブレーキをかけてまで進路を譲り、さらに3角で早くも外に出し、終始外、外を周る競馬をした蛯名騎手。

言いたくありませんが、何度見てもなかなか酷い騎乗です…。

あれでもいったんはモーリスに並ぼうか…という競馬になったのですから、正直この枠でも普通に乗れば勝ち負けだと思っています。

ペース次第でルメール騎手がうまくやってくれるでしょう。

とにかく直線で詰まっていいのでインに拘ってくれれば仮に大敗しても納得です。着狙いの外外の競馬は見たくないですね。


決して簡単なミッションではありませんが、今のイスラボニータとルメール騎手ならこの試練を乗り越えて見事にミッションクリアしてくれると信じております。

マイラーズCでは嬉しさ爆発で涙は出ませんでしたが、この試練を乗り越えたらきっと泣いてしまうと思います。この天才ランナーがG1一つで終わってはいけません。JRAが与えた試練を乗り越えて見事に二つのG1制覇を成し遂げてほしいです。

泣く準備は出来ているぞ。

頑張れ!イスラボニータ!