一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退)、バンゴール(オープン)に出資中。

ランキン馬主への道? その512 イスラボニータ、富士Sは満足の2着

富士S当日の馬場が相当に悪くなりそうだ…という事が週半ばに判明、さらに枠順発表では大外15番枠…、ダブルパンチに意気消沈してしまい、いつも書いていたレース前のブログの更新をしていませんでした。
しかし、そんな中で出走した富士S。イスラボニータは見事に2着に…。我が一口愛馬ながら本当にスゴイ馬です。

当日はジャスタウェイが勝った安田記念以来の東京競馬場の不良馬場という事でした。
イスラボニータのレースでこんなに盛り上がらないレース前の自分の気持ちは初めてでした。パドックはボチボチ。
社台のパーティでは口取り式で見掛ける社員さんがいたのでお話したらイスラボニータについては「かなりいいんじゃないですかね。いきなり結果が出せる状態かと」という感じだったのですが、多少のリップサービスもやはりあったのかなと。
まあ今回で仕上げてしまってはマイルCSでお釣りがなくなってしまうので、これでいいと思いました。

あとは怪我なくグルッと回ってきてくれれば…と。

大外枠で唯一いいのは枠順が最後な事。入ればすぐにスタートなのでそこはありがたいですね。
今回もスタートはキチッと決めてくれました。やはりルメール騎手は上手い。
ただ、いつもならそのまま先頭集団につけるところですが、やや置かれてしまいます。ああ…やはり不良だと前にいけないのかな…。
その後の2ハロン目でポジションを上げていきます。馬群が一団なのでかなり大外を走っているのが画面でも分かります。

かまへんかまへん、馬場のいいところを回ってくればOKや…

そんな感じでまったく盛り上がらないままに4コーナー。イスラボニータが一瞬テレビカメラの方を見るのが分かる…。相変わらずだな…。

直線、アッという間にエアスピネルが抜ける。
イスラボニータは…。外に出すのかと思ったらエアスピネルの後ろのコース取り。
大跳びなのでここからが厳しい…。
そう思いながら画面を見ていると、ジリジリと順位を上げていくではないか。
(ん?)

一緒にテレビを見ていた奥さんが「頑張れ!頑張れ!」と声をあげる。
「けっこう来てるぞ!」
ここでようやく私も声が出た。
「いけ!いけ!」
ただ、エアスピネルとの差はかなりある。勝つのは無理だ…。しかし、2着はあるかもの勢いだ!
「3着は嫌だ!2着まで来い!」
最後は逃げ馬が垂れたのかイスラボニータが伸びたのか、綺麗にゴール前で入れ替わってイスラボニータは2着に!
クルーガーに詰め寄られていたがこれはなんとか抑えて見事に2着に…。
「うわ、これは嬉しい2着だ!」
思わず本音が出た。

こんな感じでテレビ観戦していました。
勝ちタイムは1:34.8。これ、この馬場としてはかなり良い時計でしょう。エアスピネルは道悪の鬼ですね。ややピッチ気味でエッジの効いた走りなのであの馬場でも推進力がありましたね。
一方のイスラボニータは誰でも分かるような大跳びの馬。あの日のような馬場ではかなり推進力がそがれたはずですが良くぞ2着に来ました。

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公式HPより

2017年10月21日

美浦TC
10月21日(土)東京11R・富士S(G3・芝1600m)にルメール騎手58kgで出走、馬体重は前走から4kg増の484kgでした。
好スタートから中団に控えました。馬群が一団となって進む展開で9番手の外を追走、勝負どころでの手応えもよく6番手の外で直線へ。追われてからしっかりと伸びてきましたが、前にいた勝ち馬に馬体を併せることができませんでした。2馬身差の2着に敗れています。
レース後、ルメール騎手は「休み明けで、完調一歩手前といった感じでした。エアスピネルを見ながら進めて、直線でも伸びましたが届きませんでした。負けはしましたが重たい馬場をこなしてくれて、満足できるステップレースでした」と、また栗田博憲調教師は「58kgを背負っていましたし、今日の馬場でどれだけ戦えるかと心配していました。でも、これだけ走れれば上々です。次に繋がるレースでした」と話していました。

 

陣営の談話通りでしょう。8~9分くらいの出来、他も仕上げてはないだろうからこれでも勝ち負けにはなるはず…でした。ただ、この不良馬場。
4歳の中山記念では雨の降る中のレースではまったく見せ場なく5着に敗れていただけに惨敗も覚悟していましたが、よく2着に…。
しかし、これは激走しての2着ではなく、フツーに回ってきただけなんだけど、他の馬が勝手に自滅したりして2着になった…というレースでしょう。

大外で馬場が良いところを自分のリズムで走った事も良かったのかもしれません。
本来ならば馬群で脚を溜めて、直線入口から半ばまでの瞬発力勝負の馬ですが、良くも悪くも「グルッと回った」ら2着だった…という事だと思います。
道中も内が相当に悪くて、外を走っていたイスラボニータに脚が残っていたのかもしれません。
よく分かりませんが結果だけは2着。決して激走したわけでもないです。

レース後も問題ないようで、このままマイルCSへ向かう事が改めて表明されました。
また、香港デーの登録はありませんでした…。行かなくても登録くらいはしとけばいいのに…と思いましたが、マイルCS一本に勝負をかけている…という決意の表れでもあるのでしょう。

休み明け緒戦、不良馬場、そこそこ良い面子、大外枠(これは今回は功を奏したかもですが)だった事を考えれば、十分とか言いようのない結果だったと思います。
本番のマイルCSは4歳時は良い馬場で内枠でしたが痛恨の大出遅れ、昨年は良い枠でしたが、雨の湿り気が残ったヤヤ重に近い馬場でキレが削がれての2着でした。

おそらくはラストチャンスとなる今年のマイルCSこそは、パンパンの良馬場、内枠偶数を引いて、古馬G1のタイトルを勝ち取って欲しいと思います。

気が早いですが、あと一つG1を獲ればイスラボニータは種牡馬としての役目もあるので引退でしょう。
それならば思いきって有馬記念に出てもらいたいものです。ダイワメジャーでも好走してますし、スローの4角からの瞬発力勝負になる事もあるので、イスラボニータでも勝ち負けになる展開も十分にあります。

また、イスラボニータはJRAの引退式の(公式かどうかは不明ですが)規定も満たしているので、そのままキタサンブラックと合同で有馬記念後に引退式をさせてくれれば…というのが私の妄想です。


もし今度のマイルCSを勝てないと、まだ能力の著しい衰えは見せてないだけに、来年も現役…という可能性もあります。
一口馬主は一口愛馬が種牡馬になったとしてもお金が入ってこない事がほとんど…という事らしいです(オルフェーヴル級でシンジケートが組まれてようやくまとまったお金になる)。
なので、長く走ってくれてG3の一つでも勝ってくれた方がまだまだお金が入ってくる可能性が高いのですが、1ファンとしては今年で引退して元気で怪我なく競走生活を終えてくれれば…という気持ちの方が強いです。
走ってる限りは、不慮の事故がいつ起こってもおかしくないですしね…。

イスラボニータ、今度こそG1を勝って、自らの花道を飾ってくれ!