一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退→種牡馬)、バンゴール(引退→繁殖牝馬)に出資していました。現在は小休止中。またイスラボニータ、バンゴール産駒で一口馬主になりたい。

ランキン馬主への道 その516 イスラボニータ、ラストラン阪神C出走へ!

2017年12月20日

美浦TC
今週12月23日(土)阪神11R・阪神カップ(G2、芝1400m)にルメール騎手57kgで出走を予定しています。同レースはフルゲートに満たない17頭立ての見込みです。きょう20日(水)の最終追い切りは、ウッドチップコースで5Fから68.5-53.3-39.4-12.9秒の時計をマークしました。
栗田博憲調教師からは「先週しっかりとやってあるし、土曜競馬なのと関西への輸送があることから、きょうはオーバーワークにならないよう息を整える程度の内容でした。すべて順調で、無事に出すことができるのが何よりです」との報告がありました。ラストランに向けて態勢は整いました。

※画像は新馬戦のイスラボニータ、若い!

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イスラボニータ、ついにラストラン前日です。
調子はまあ普通ってところでしょうか。もう7歳目前の大ベテランですから、調教で一喜一憂する時期はとうの昔に過ぎています。普通ならOKです。
そして、気になる枠順ですが…なんと1枠2番!!
何度も出走したG1レースでことごとく枠と馬場に泣いた(良馬場の時は出遅れかドン詰まり)イスラボニータですが、最後の最後で良馬場と好枠をプレゼントされました。これはJRAからの「最後くらいはまあ勝っていいよ」という事だと素直に受け取ります。
展開としては逃げて連勝してきているアポロシンザン、あるいよく逃げるトウショウピストがいくでしょうか。そのあとに1枠1番のムーンクレスト。
イスラボニータとしてはその後のグループの4~6番手集団につけたいところですね。同じあたりにレーヌミノルがいるかもしれませんね。
あとは直線入口までは好位をキープして直線でGO!ですね。
差し馬にサングレーザー、4連勝中のモズアスコット、いぶし銀のダンスディレクターなど侮れない相手は多いですが、イスラボニータが差しに回るのは悪手だと思います。
イスラボニータはこの距離でも楽に先行できるスピードをもった馬です。また、後方に下げたからといって他馬と0.5秒も速い脚を使うわけではありません。
逆に、先行しても極端に末脚が鈍るわけではありません。特に勝負どころで他の馬よりも一瞬でMAXスピードにもっていける類まれなギアチェンジ能力をもっています。
しかし、このギアチェンジはレースで何度も使えるわけではありません。そこで失敗すると安田記念だったり、マイルCSのように進路が出来てもあまり伸びません。
それは大跳びなのと関係があるのかもしれませんが、まあこの話をすると長くなるのでやめときましょう。

いずれにせよ、ラストラン。イスラボニータのイスラボニータらしいレースが見たいですね。
それはどうどうと先行から抜け出して、他馬の追撃を封じ込める正攻法の競馬です。
内枠は嬉しいですが、何頭かは前にいるわけで、包まれる可能性はありますが、そこはルメール騎手、しっかりと進路を見つけてくれるでしょう。
詰まるのを恐れてもいけません。あとは神のみぞ知るですね。

いつか放送されるであろう、グリーンチャンネルの「イスラボニータの『栄光の名馬たち』。イスラボニータの出走回数からいって1時間番組になるでしょう。その最後を盛り上げるためにもこの阪神カップを勝って大団円で締めてほしいですね。
2歳の開幕週の新馬で勝ち、6歳年末の阪神Cでも勝てれば、「息の長さ」が種牡馬としても武器になる事でしょう。

まずは無事に。でも、変に気にするよりは堂々と思いきったレースをする事が「無事」に繋がると思います。
勝っても負けても泣いてしまうとは思いますが、願わくば感動のラストランで嬉し泣きをさせて頂ければと思います。

社台の口取りに電話したら全然繋がらなくて、「キャンセル待ち」になってしまいました…。イスラボニータの出資者は皆さんほんま熱心です…。
でも、なんとかねじ込ませてくれるよね…?え?無理…?
ま、口取りに出れなくてもイスラボニータが勝ってくれればそれでOKです!
明日は阪神競馬場に駆けつけて、絶叫したいと思います。