ランキン馬主への道? その407 ルナディミエーレ、試金石の3戦目
ランキン一口厩舎、最大の懸念ルナディミエーレ。何度も書かせてもらっているのでこれまでの詳細、評価は過去記事を見てもらいましょう。
さて、場所を中山に距離もダート1200mに移しての3戦目。休養期間も考慮すれば、未勝利脱出までに残された期間はあと半年ほどと見ていいでしょう。ここで何かキラリと光るものを見せてほしい。
相手を見ると3頭ほど強そうなのがいますね。
まずは蛯名騎手騎乗のリバティークイーン。芝で3戦連続3着の後、6着。前走でダート戦に矛先を変えてきて0.1秒差の2着。これは翌日のナックビーナスが2着になったレースよりも0.8秒ほど速い勝ちタイム。先行出来ますしダート2戦目で慣れも見込めるでしょうし、1番人気になりそうです。
二番手はやはりナックビーナスでしょう。初戦で3着の後、3戦連続で2着。特に前走は勝ったかな?…というところ、最後の最後で差されて悔しい2着でした。相手関係次第で勝ち上がれる馬だと思いますが、いつも何かにやられてしまう印象はあります。決め手がないんでしょうね。そうは言っても未勝利クラスなら上位は間違いありません。
続いてはタイトルリーフ。この馬もダートでは安定しており2~4着。今回も掲示板には入ってきそうです。
この3頭が印を分け合うイメージが濃厚でしょうか。
ルナディミエーレは×が2つくらい、△が一つくらい付いてるような馬柱が想像できます…。
ルナディミエーレの今レースのチェックポイント
スタート
まずはスタートをもう少し向上させてほしいですね。好スタートを切れればそれだけでチャンスは増えてきますから。
決め手の向上
現状、3位とか2位の上がり時計は計時していますが、後方からレースを進めたのですから、当たり前といえば当たり前です。後方のまま伸びなかったらもう希望もないので、まだ希望は残っています。
ただ、ここまでの2戦の上がりでは勝ち切るまでは厳しいのでもう一歩進んだ末脚を披露してほしいものです。今回、中団からレースをしたのなら上がり1位を計時してくれれば負けても今後に希望が出てきます。
ダート良馬場の適性
前走は初ダートでも不良馬場でした。そのため、いまいちダート適性どうなのよ?ってところがハッキリしていないと思います。今回はこの後土曜の1レースの時間までは雨は降らない予報ですので、おそらく良馬場でのレースでしょう。
芝スタートですが、今回でダート適性がハッキリすると思います。ダートの1200~1400mというのは数多くのレースが組まれているので、将来的にはともかく、未勝利脱出するためにダート適性はあるにこした事はありせん。
2016年01月20日
美浦TC今週1月23日(土)中山1R・ダート1200m牝馬限定戦に54kg柴山騎手で出走予定です。
想定段階ではフルゲート16頭に対して、27頭の出走表明があります。
本馬は出走間隔の優先により、除外の心配はありません。
本日(水)坂路で57-416-273-134で追い切られています。
先週に感じた重さは解消されています。また、力みなく走っており、テンションの高さも許容範囲内に収まっているようです。
公式HPの情報を見る限り、この中間でガラリと変わったという印象は正直ありませんね…。前走は競馬場に行ったらテンションが高くなって出遅れた感がしたので、落ち着いてほしいものです。
いきなりココで勝つのは難しいと思いますが、ぜひとも今後に期待が持てる何かを見せてほしいものです。
頑張れ、ルナディミエーレ!