ランキン馬主への道？ その４４１ ルナディミエーレ、生き残りをかけて土曜福島２Ｒへ

2016年04月14日 

美浦ＴＣ

今週４月16日(土)福島２Ｒ・芝1200ｍ戦に52kg長岡騎手で出走が確定しています。

牝馬限定戦は除外の可能性があり、牡牝混合戦に出馬投票しています。

2016年04月13日
美浦ＴＣ

今週４月17日(日)福島２Ｒ・芝1200ｍ牝馬限定戦に長岡騎手での出走が本線ですが、前日16日(土)福島・芝1200ｍ戦もあわせて検討します。

(日)牝馬限定は出走間隔の優先により、除外の可能性があります。

本日(水)ウッドチップコースにて半マイル55秒程度で追い切られています。

黒岩調教師は「先週よりさらに良くなっています。息づかいがよく、素早い反応を見せています。スタートが気がかりですが、それ以外はまったく問題ない状態です」と話しています。

ルナディミエーレは当初の予定を変更して、土曜福島２Ｒ未勝利（芝1200ｍ）に出走します。

当初は日曜日の牝馬限定未勝利（芝1200ｍ）に出走予定だったのですが、除外の可能性がある…という事で土曜日に出馬投票したようです。

土曜日の未勝利芝1200ｍは混合戦が２鞍組まれていて、ジングルベルロック、ボスキャットグレイという前走３着、２着していた馬がいたのですが、その両頭ともが５Ｒの方に回りました。

このあたり、レースごとに出馬投票しているのか、勝手に振り分けられるのか私は知らないんですが、とにかく土曜福島５Ｒに比べて、土曜福島２Ｒが手薄な面子になったのは間違いありません。

まあもっと言うと日曜日の牝馬限定戦はもっともっと手薄っぽい感じだったのですが、未出走馬が多すぎてその中に強い馬が紛れ込んでいる可能性もあるため、現時点では分かりませんね。

とにかく出走が決まった土曜福島２Ｒの出走メンバーを見ても、前走で馬券圏内の３着以内だった馬は我がルナディミエーレだけ。２走前まで範囲を広げてみても「ダート」の1200ｍで２着したスパイチャクラしかいません。

ルナディミエーレとしては、相手に恵まれた事は確かです。

じゃあ、ルナは確勝なのか？…といえば、そう言い切れないのが悲しいところ。このメンバーならかなりの確率で５着以内には入れると思うのですが、何頭かマークすべき馬もいます。

まずは２枠３番に入ったジョーマイク。３走続けて４着と甘い馬ですが、走破タイムそのものは高速馬場という事もあって、なかなかのものです。芝1200ｍの新馬戦で２着、２走前も４着ながら勝ち馬は0.3秒差、最後まで伸びて２着争いに加わっていました。この馬は1200ｍが明らかに良いタイプだけに要注意です。ただ、出脚はほどほどの馬でハナに立つほどのスタートではないだけに内枠が災いする可能性もあります。

そして前走でルナと同じ東京芝1400ｍのレースを走って７着だったヌーベルマリエ。後方２番手からレースを進めて、そのままインを狙って上がり２位の脚を使っていました。結果的にわざわざ抑えていたのですが、後ろからレースをしすぎた感じでした。イイ脚は持っており、好位からレースを進めて、もし末脚が爆発すると勝ち負けに絡んできそうです。

次にルナと同じサンデーＲのシーオーク。前走は中京の芝1200ｍ、不良馬場を後方から進めて５着。初出走で後方から。不良という事もあって位置取り的に厳しいものがありましたが、上がりはいいものを見せて２位。スタートが良くなれば怖い一頭です。わざわざ栗東から相手関係を見て出てきてくるだけに嫌ですね。

そんなところでしょうか。あとは未出走組で化け物がいたら仕方ありません。

ルナも含めて、どれも色々と注文がつく馬たちばかりですが、おそらくルナは１～３番人気に支持されるくらいで上位争いは必至だと思います。

残念なのはルナの枠が８枠15番であること。この枠でもし出遅れてしまうと外外を回らされて抜けた存在ではないルナでは厳しい戦いになってしまいます。

勝つためにはまず必要なのは好スタートです。出来ればハナを切って逃げたいです。前走のような抜群のスタートが切れれば今回は逃げれると思います。もしも、何が何でもいく馬がいれば２～３番手からでもルナは競馬できます。

ルナは溜めてもそれほど伸びるタイプではないので、常に先頭を射程圏内に入れて競馬したいですね。もし逃げた場合なら変に溜めずにルナのペースで好きに走らせてあげてほしいです。

長岡騎手は-2kgもらえるので、相対的に有利です。ジョーマイクは56kg、シーオークは54kg。ヌーベルマリエも54kgです。軽量を活かしてとにかくスピードを活かしてほしいです。

真ん中より内だったら良かったのですが、この外枠はルナが未勝利脱出するために課せられた試練でしょう。

相手関係的には十分に勝てるはずです。スタートさえ決めれば…です。頼むぞ、長岡！