ランキン馬主への道? その399 イスラボニータ、しっかり調整。そしてフジキセキ逝く
2015年12月28日
山元TC
2月28日(日)中山記念(G2・芝1800m)での復帰を目標に調整中です。
体調は安定しており熱発の影響は感じられません。
騎乗再開後も順調で、周回コースと直線坂路を織り交ぜたメニューを組んでいます。
ハロン17~16秒を毎日2本、そして週2回はハロン14秒の強めを行っています。
レースの2ヶ月前にしっかり乗れているのは何よりで、不安なく調整できています。
現在の馬体重は500kgです。
ちなみに昨年の同じ時期はどうだったか…というと
中間から騎乗調教を再開しました。
直線坂路でハロン17~16秒のキャンター2本をベースにして、12月23日(火)から週2回の強め調教を取り入れています。
乗り出してからも特に問題はなく、動きは相変わらず良好です。
3月1日(日)中山・中山記念(G2・芝1800m)を目標にじっくり調整していきます。
現在の馬体重は498kgです。
う~む、ほとんど同じですね。まあプロが不安がないと言ってるのですからヨシとしましょう。
ちょうど入れ違いくらいにイスラボニータの父フジキセキの訃報が入ってきました。既に種牡馬を引退して3年くらいでしょうか。
ラストクロップとして最後のチャンスに皐月賞クラシックを制覇をしましたし、ロサギガンティアも復活の勝利を挙げましたし…満足気に大往生…という感じでしょうか。
今、映像で見るとなんか大した事なさそうに見えますが、あの弥生賞の差し返しというか巻き返しは当時本当に衝撃でした。
基本的に差し返しってハナかアタマ差くらいを100mくらい叩き合ってどうにか差し返して「おお~大したもんや~」というイメージですから、完全に抜かれそうな勢いでホッカイルソーが並びかけた途端にヒョイとちょっと本気出した…みたいな感じで、わずか50mくらいで何馬身もつけたフジキセキの気持ち悪さは際立っていました。
種牡馬になってこそ、偉大なる父サンデーサイレンスの影に隠れた感はありますが、SS全盛時でも種牡馬生活を続けたというだけでもスゴイわけで。
産駒の特徴がよりはっきりしてからはさらに成績も伸びましたよね。
無事であれば、おそらくはダービーまではいけたと思います。もみじSで子供扱いしたように、タヤスツヨシよりは上でした、ハッキリと。
ただね~、菊花賞はどうだったんですかね~。マヤノトップガンVSフジキセキ(in菊花賞)。これは分からない…。まさに幻の3冠馬ですね。
イスラボニータとしても、偉大なる父フジキセキの名を残すべく、最低でももう1つG1を勝ってどうどうの種牡馬入りを果たして、父の血を繋いでほしいですね。