一口馬主の喜怒哀楽

社台&サンデーレーシングの一口馬主をして感じた喜怒哀楽を赤裸々に綴っています。イスラボニータ(引退→種牡馬)、バンゴール(引退→繁殖牝馬)に出資していました。現在は小休止中。またイスラボニータ、バンゴール産駒で一口馬主になりたい。

ランキン馬主への道? その490 イスラボニータ、次走はなんと阪神カップ

2016年11月22日 

美浦TC

前走レース後はその日の深夜に美浦TCへ戻ってきて、きのう21日(月)の夕方に歩様チェックを行いましたが、特に問題はありませんでした。

予備登録を済ませていた12月11日(日)香港・シャティン競馬場の香港マイル(G1、芝1600m)へ主催者から出走打診があり、栗田博憲調教師と慎重に検討しましたが、中2週の遠征競馬では調整が極めて難しいこと、本馬には腹痛の癖もあることからリスクが大きいと判断し、香港遠征は見送ることにしました。

今後は中4週で12月24日(土)阪神・阪神カップ(G2、芝1400m)があり、引き続きルメール騎手が騎乗できることから、ここを目標に在厩のまま調整していくことにします。

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な…なんと、次走はクリスマスイブの阪神Cとなりました。まったく想定してなかったわけじゃなかったですが、香港に登録してあるしキャンター調整で行くんじゃないかな~とは思っていたんですけどね…。

ルメール騎手が確保出来ればまた違った展開もあったように思うのですが、先にソウルスターリングで阪神JFに出る事が決まっていましたからね…。かといって今からでは有力ジョッキーは外国人を含めて確保できなかった…という側面もあったのでしょう。

あとは栗田厩舎は残念ながらここまで海外遠征の経験がなく、レポートにもあったように中2週で海外の強豪にテン乗り騎手でぶつけることは色々とリスクの方が大きい…という判断になったんでしょう。


夕方くらいにツイッターで第一報を知って、その後公式HPで正式に知りました。最初は個人的にも期限が切れていたパスポートまで再取得しただけに(え~~~…)とも思ったのですが、馬を第一に考えればこちらの方が自然な判断ですね。

徳島から一番近い中央競馬の競馬場である阪神で、大阪杯以外でイスラボニータを見られるとはラッキーな事です。


もし勝てば1着賞金はなんと6700万円。マイルCS2着の賞金4100万円より全然多いです。今度の阪神Cで引退…という雰囲気もレポートからはしないので、来年も現役続行するよ…というサインと見てもいいかもしれません。

そしてなんといっても、もし阪神Cで楽々好位に取り付いて直線ブッ千切って勝つようならば、スプリント路線参戦という目も見えてきます。

「フジキセキ産駒は頭打ちになったと見せてもう一度伸びる」

私が何度も言っているこの言葉がいよいよ現実のものになるかもしれません。

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もともと出資が決定した時の旧HPには「ま、クラシック制覇とか、そんな贅沢は言いませんので、細く長く、そうですね、キンシャサノキセキくらい活躍してくれれば。」と書いていました。

当初は、当時はまだ一口馬主で未勝利だった事もあり、未勝利戦でもいいのでとにかく1つ勝ってくれればそれで十分嬉しい…というのが本音。キンシャサノキセキのくらい…ってのも完全な冗談で書いたのですが、まさかのクラシック制覇をしたうえでキンシャサノキセキのような路線にも向かうとは思いもしませんでした。

皐月賞を勝ってしまっただけになんとなく都落ち感はありますが、一口会員としては稼いでくれればもちろん嬉しいですし、スプリントでもいいからもう一つG1勝利が欲しいので、ここらで短距離適性を見てみるのはアリだと思います。

ちょっと驚きましたが、楽しみになってきた阪神カップへの参戦。サンカルロ、ロサギガンティアと社台RHの馬が相性の良いレースでもあります。ミッキーアイルも出るという話もあるようですので、雪辱を果たしたいですね。